
1. ジギングにおけるGPSの重要性とは?
ジギングとは、ルアー(メタルジグ)を海中で動かして魚を誘う釣り方で、特にブリやカンパチなどの青物を狙うオフショアの釣りスタイルで人気です。
この釣りにおいて最も重要なのが、「ポイント選び」と「再現性」です。魚がいる場所を正確に把握し、そこに何度もルアーを通すことが釣果に直結します。
しかし、海の上には目印がありません。風や潮で船が流されてしまうと、せっかく見つけた好ポイントもすぐに見失ってしまいます。
ここで活躍するのがハンディーGPSです。
ハンディーGPSを使えば、釣果があった場所を正確に記録し、再度そのポイントに戻ることが可能になります。また、移動したルートの記録や、水深・地形の変化も把握できるため、ジギングの精度と効率が格段に向上します。
2. ハンディーGPSの基本的な使い方と機能
ハンディーGPSは持ち運び可能なコンパクトサイズの位置情報端末で、現在位置や航行記録、マークポイントなどを記録・表示することができます。
主な機能は以下の通り:
- 現在地の表示:リアルタイムで自分の位置を確認
- ウェイポイント登録:釣果があった場所をマークして記録
- トラック機能:移動したルートを保存し、再確認可能
- ナビゲーション機能:登録したポイントまでの方向や距離を表示
- 潮流・気圧表示(機種による):海況の把握に便利
また、防水・耐衝撃性能があるものが多く、過酷な海上環境にも強いのが特長です。
3. ジギングに特化したGPSの選び方【5つのポイント】
では、ジギングに最適なハンディーGPSを選ぶ際に注目すべきポイントを5つ紹介します。
① 防水・防塵性能
海水や雨、波しぶきが頻繁にかかる環境ではIPX7以上の防水性能が安心。水没しても壊れにくい設計がおすすめです。
② バッテリーの持続時間
1日中使うことを想定して、連続稼働10時間以上のモデルが理想。充電式と乾電池式で運用のしやすさも変わります。
③ 画面の視認性
直射日光の下でも見やすい高解像度・高輝度ディスプレイが便利。カラー表示モデルだと地形やポイントが把握しやすくなります。
④ 操作の簡単さ
グローブをしたままでも操作しやすい物理ボタン式や、直感的なメニュー操作ができるものがベスト。
⑤ 魚探やスマホとの連携
BluetoothやWi-Fiでスマホアプリと連携できるモデルも登場しており、記録の共有や地図のアップデートが簡単に行えます。
4. 実際に使って分かった!おすすめハンディーGPS機種5選
① GARMIN GPSMAP 65s
高精度の多周波測位と防水性能が魅力。詳細な地形図表示が可能で、オフショアでも活躍。バッテリー持ちも◎。
② GARMIN eTrex 32x
手のひらサイズの軽量モデル。耐久性が高く、長時間の釣行にも対応。価格も比較的手ごろ。
③ eTrex Touch
手のひらサイズの軽量モデル。タッチパネル式、耐久性が高く、長時間の釣行にも対応。価格も比較的手ごろ。
④ eTrex Solar
太陽光下でも見やすいディスプレイで、75,000ルクスの晴天時であれば無制限にバッテリーが稼働。
それぞれに特徴があるので、釣行スタイルに合ったモデルを選ぶとよいでしょう。
5. ハンディーGPSを使った釣果アップのコツと考察
ジギングで成果を出すには、「魚がいる場所に、いかに正確にアプローチできるか」がカギです。
GPSで正確にポイントを記録することで、潮の流れや魚の移動パターンの分析も可能になります。
また、釣果データを蓄積することで、自分だけの「釣れるマップ」が完成します。これはまさに“釣りの資産”と言えるもの。
繰り返しそのポイントを攻めることで、釣果の再現性が劇的に向上します。
さらに、近年はGPSと魚探、気象データを統合してAI分析をするアプリも登場しており、「デジタル釣り人」としての可能性もどんどん広がっています。
📝まとめ:ハンディーGPSは現代ジギングの必需品!
ジギングにおいて、ハンディーGPSは単なる位置確認ツールではなく、釣果を伸ばすための戦略的ツールです。
- 正確なポイント記録で釣果アップ
- 地形・潮の流れの把握で再現性向上
- 魚探との連携で“見える釣り”が可能に
- 自分だけの釣りマップが資産になる
今やジギングにおけるハンディーGPSの活用は、釣りの精度を大きく変える分岐点となっています。
ぜひ、今回紹介した内容を参考に、自分に合ったハンディーGPSを選び、釣果アップを目指してください!

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